■ニキビの予防法■
ニキビができやすい、ニキビを繰り返してしまう方は多いと思います。
私もその一人です。
常にニキビがあるわけではないのですが、混合肌で毛穴詰まりがあり、いつもニキビと隣り合わせの状態。。
ニキビの原因は人によりさまざまですが、私と同じようにニキビを繰り返してしまう人のために今日はニキビの「予防法」についてお話します。
ニキビのメカニズムや、できてしまった時の対処法についてはこちらで解説しています。
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✔ 基本は洗顔
✔ 保湿をする
✔ しっかりと睡眠をとる
✔ ストレスをためないようにする
✔ ゆったりと入浴をする
✔ バランスのよい食事とニキビに有効な栄養素をとる
✔ 便秘を避ける
✔ 肌に触れるものは清潔に
✔ ピーリングをする
✔ ニキビ対策の化粧品を使う
✔ ファンデは油分の少ないものを
■基本は洗顔
ゴシゴシとした摩擦や刺激を避け、たっぷりのキメ細かい泡で優しく洗います。
泡を転がすように洗い、指がお肌に触れないのが理想です。
余分な皮脂はしっかり洗い流すことが大切ですが、洗いすぎると必要な水分・油分まで取り去ってしまうので、基本的に1日2回の洗顔で十分です。
髪の生え際やおでこは髪の刺激を受けやすく、洗顔料やメイクの洗い残しも起こりやすいので注意。
また、フェイスライン・あご下などもすすぎ残しをしやすいため気を付けましょう。
お肌に洗顔料やメイクが残ったままだと、ニキビができる原因になります。
■保湿をする
全ての健やかなお肌ケアの基本は保湿です。
ニキビの場合も例外ではなく、保湿をして乾燥を寄せ付けないことがトラブルの起きにくいお肌へと導きます。
というのも、お肌が乾燥して潤いがなくなるとターンオーバーが乱れ、ニキビの原因に。
保湿が徹底されたバリア機能のある正常な角層は、ニキビができにくいです。
この角層を育てるために保湿はしっかりと行いましょう。
室内が乾燥すると、お肌の水分が蒸発しやすくなります。とくに寒い季節は加湿器などを上手に利用して、室内の湿度にも注意を。
また洗顔直後からお肌の水分は空気中に蒸発していきます。
洗顔後は速やかに保湿を開始しましょう。角層が柔らかくなることで、毛穴は詰まりにくくなります。
スキンケアをする際は油分を控えましょう。
過剰な油分は皮脂同様、アクネ菌の栄養源になり繁殖しやすくなります。
そのため油分の多い化粧品をつけると、ニキビが悪化することがあります。ニキビ肌の人は、オイルやこってりとしたクリームなどは控えましょう。
「ニキビができるから保湿はあまりしない」という方もいますが、それも間違いです。
お肌が乾燥するとかえって毛穴をふさいでしまうことがあり、前途したようにニキビの原因になります。
なるべく水分を与えて、肌をやわらかく保つことがニキビ予防には必要です。
そして油分が控えめの保湿美容液をつけましょう。
お肌の保湿機能のために、使用するものはヒトセラミド配合の乳液や美容液がおすすめです。
保湿やセラミドについてはこちらで解説、美容液などの紹介もしています。
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最近は、アクネ菌の栄養源になりにくい油分だけでつくられたノンコメドジェニック化粧品もあります。
ニキビ肌でも、ポイントを抑えてしっかりと保湿をすることが必要となります。
皮脂の酸化を防ぐビタミンC誘導体を配合した化粧品もおすすめです。
(ビタミンCについては後程説明します)
■しっかりと睡眠をとる
ニキビができてしまう理由の一つに、ホルモンバランスの乱れがあるというのは聞いたことがある方も多いと思います。
ホルモンバランスを整えるには、毎日規則正しい生活を心がけることが大切です。
スキンケアだけで正そうとするのは無理があります。
睡眠不足になるとお肌の免疫力が低下して、新陳代謝が遅れてしまい、肌のターンオーバーが乱れてニキビができやすくなります。
そのうえニキビが大きく、腫れやすくなってしまいます。
ニキビを予防するには、毎日6時間以上の睡眠を確保しましょう。
帰宅が遅くなった日は、食事の用意や入浴に時間をかけるよりも、それらは手早くすませて、早く就寝しましょう。
また寝不足が続いているのに、無理に毎朝早起きしてお弁当をつくったりするのもおすすめできません。
極論をいえば、食事より睡眠のほうが大事なのです。
とにかく毎日6時間以上の睡眠を確保すればいいのかというと、そうではありません。
就寝時刻がまちまちだと体内時計が乱れ、皮膚の再生を助ける成長ホルモンの分泌に影響を及ぼしてしまいます。
それを防ぐためにも同じ時間に寝て起きるといった規則正しさも必要になってきます。
よくいう22時~深夜2時の「シンデレラタイム」に成長ホルモンが多く分泌されると言われているため、この時間帯には眠っているのが理想。
休日の寝だめで調整するのは思わしくないです。
また、朝起きたら太陽を浴びて体内時計をリセットし、夜の自然な眠りにつなげましょう。
■ストレスをためないようにする
大人ニキビの原因はストレスや乾燥と言われています。脳が精神的ストレスを感じると、ストレスに対抗するためにホルモンバランスが崩れ、男性ホルモンの分泌が増えがちです。
男性ホルモンは皮脂の分泌を促すため、できるだけおだやかな精神状態で過ごせるよう、ストレスを上手に解消する方法を見つけましょう。
忙しい毎日のなかでも趣味を楽しんだり、好きな音楽を聴くなど、少しでもリラックスできる時間を確保しましょう。
近所や自然の中でお散歩をしたり、ヨガや瞑想をするなど、軽い運動や気分を落ち着かせることもストレス解消になります。
激しい運動は、皮脂の分泌に関わるビタミンB2を大きく消費するので、頑張りすぎないようにしましょう。
適度な運動はリラックス効果だけではなく、血行もよくなります。
内側からのストレスケアには、神経を和らげる働きのあるビタミンB6など、ビタミンB群の補給がおすすめです。
■ゆったりと入浴をする
美肌を育むために、バスタイムも大事にしたいところです。
冷え性や日頃から頭痛や肩こりがある人、激しい生理痛、イライラのある人などは血行が悪くなっている可能性が高いです。
生理前はとくに血行が悪くなり滞りがちに。
そのためニキビができやすかったり、悪化しやすかったりするのです。
帰宅したら早めにメイクを落として、ぬるめのお湯でゆったりと入浴しましょう。
気持ちをほぐし、しっかりと身体を温めることで寝つきもよくなります。
頭皮や胸元は皮脂が多く分泌される部位であり、適度に洗って余分な皮脂を取り除くことが欠かせません。洗う際にはゴシゴシと強くこすりすぎないように注意。
シャンプーやトリートメント、ボディソープなどがお肌に残っているとニキビの原因になるので、しっかりと洗い流しましょう。
■バランスのよい食事とニキビに有効な栄養素をとる
毎日の食生活は、お肌にそのまま現れてしまうもの。
偏った食事は、ニキビを引き起こす原因となります。
特に糖分と油分の組み合わせは、皮脂過剰となりやすく注意が必要です。
また朝食を抜いたり、過度なダイエットで栄養が偏ったりするのはよくありません。
ニキビは乾燥や体内バランスの乱れにより、毛穴がふさがれてしまう角化異常を起こすことから始まります。
ニキビ予防のためにとりたい栄養素は、毛穴ケアと同様、皮脂の分泌を抑える効果のビタミンB群、ビタミンC、E、ミネラル群などです。
これらを豊富に含む栄養バランスを意識した食事を、1日3回規則正しくとりましょう。
どうしても食事で摂取するのが厳しい時はサプリメントで補うのが手軽で効果的です。
<ビタミンB群>
ビタミンの摂取はニキビの予防に役立ちます。
なかでも積極的に摂取したいのが、ビタミンB群。
ビタミンB群はからだに蓄積されにくいので、日々の食生活できちんと補うことが大切です。またビタミンB1・B2・B6などは一緒に摂取することでより効果を実感しやすいです。
↓↓ 多く含まれる食材
豚肉、ピーナッツ、うなぎ、たらこ、豚ロース、玄米
ビタミンB2はニキビの要因でもある皮脂の分泌をコントロール。皮膚炎の予防に働くビタミンB6とともにトラブルのない肌コンディションへと整えます。
忙しさや激しい運動で疲れた時、また妊娠中も不足しやすいビタミンです。
↓↓ 多く含まれる食材
鶏レバー・うなぎ・ブロッコリー・しいたけ・まいたけ・ヨーグルト・牛肉・豚肉・牛乳・納豆・青魚など
★ビタミンB6
ビタミンB6が脂肪分解をコントロールするもので、不足するとニキビができやすくなります。
↓↓ 多く含まれる食材
いわし・さんま・サケ・いか・バナナなど
<その他の栄養素>
★ビタミンC
ニキビ跡を防ぐために一緒に摂りたいのがビタミンC。抗酸化作用をもち、ビタミンBとともにお肌の再生をサポートして、シミや陥没などのニキビ跡が気にならないお肌に整えていきます。
↓↓ 多く含まれる食材
トマト・キウイ・いちご・レモンなど
★ビタミンE
ホルモンのバランスを整えるビタミンEもあわせて補いたい成分です。
↓↓ 多く含まれる食材
アーモンド・ツナ缶・たらこ・西洋かぼちゃ・赤パプリカ・アボカド・ほうれんそう・いわし・うなぎ・オリーブ油・小麦胚芽など
★食物繊維
便秘もニキビの原因となります。スムーズなお通じのために食物繊維を積極的にとりましょう。
↓↓ 多く含まれる食材
おから・大豆・納豆・モロヘイヤ・キウイ・レンコン・長いも
お酒は糖分を大量に含んでいるので、適量を超える飲酒は、ニキビの要因になることもあるので飲酒は控えめに。
また、おつまみの内容にも注意です。
揚げ物など油っこいものを多く食べると、皮脂の過剰分泌につながるため、お酒を飲む際にはおつまみの種類にも気を配りましょう。
■便秘を避ける
便秘もニキビを悪化させる原因になるといわれています。
便秘になると腸内に有害な物質が溜まってしまい、腸内環境の悪化から腸管機能の低下につながって、免疫力が弱くなることがあります。
身体の免疫力が低下することで、お肌へも悪影響を及ぼします。
腸内環境の悪化により、お肌のターンオーバーも乱れ、ニキビができやすくなってしまうのです。
便秘がちな人は食物繊維の多い食事や水分をしっかりと摂り、規則正しい生活や適度な運動を心がけ、便秘に注意しましょう。
■肌に触れるものは清潔に
雑菌はニキビを悪化させるので、シーツや直接顔に触れる枕カバーなどの寝具は、こまめに取り換えることが大切です。
枕にフェイスタオルを敷き、毎日タオルを交換すれば枕カバーを毎日替える手間が省けます。
ベッド周りも清潔に保つように心掛けましょう。
他にもひげ剃りやカミソリ、メイクブラシやパフ、洗顔後や入浴後に使用するタオル、パジャマなど肌に直接ふれるものは常に清潔な状態を保ちましょう。
髪が当たっていたりなど、皮膚への刺激が多いとニキビが悪化しやすくなるため、ニキビができる場所によってはヘアスタイルの見直しも必要になります。
またこまめに手を洗っていても手には雑菌が多く付着しているため、むやみにお肌をさわらないことも大切です。
■ピーリングをする
ターンオーバーの乱れを正常にし、毛穴つまりを予防してニキビ対策を。
生理前にできやすいという方は、その時期に合わせてこのケアを取り入れてみましょう。
毛穴のつまりが気になる部分に綿棒でピーリング化粧品を使用して余分な角質をためないようにします。
〔注意点〕
刺激性皮膚炎が生じている間は、ピーリング化粧品は刺激になり皮膚炎を悪化させるため、皮膚炎が落ち着いてから使用。
ピーリングコスメには拭き取りタイプや洗い流しタイプなどがありますが、肌にやさしいのは、ミルクかジェルの洗い流しタイプです。
■ニキビ対策の化粧品を使う
< ニキビの初期段階である角質肥厚・白ニキビを予防するために >
ニキビ肌用の皮脂抑制・角質柔軟・抗炎症作用や殺菌効果のある洗顔やスキンケアを取り入れましょう。
ニキビ予防における医薬部外品の有効成分は、”ニキビ予防”を目的とするものです。
その条件としては、皮膚刺激がない、コメドを誘発しない、アクネ菌の栄養源にならないことが重要です。ニキビ予防効果を持つ有効成分としては、皮脂抑制作用、角質剥離、溶解剤、殺菌剤、抗炎症剤があります。
< 具体的な医薬品成分一覧 >
エストラジオール、エチニルエストラジオール(エストラジオール誘導体)
ネガティブリストで配合量が制限されている。
効果 → 皮脂腺の皮脂合成を抑制し皮脂抑制
効果 → アクネ菌殺菌、抗炎症、角層軟化・剥離、溶解
レゾルシン
独特なにおいがある成分。毛穴をクリーンにする。
効果 → アクネ菌殺菌、角層軟化・剥離
イオウ
天然鉱物であるが現在は石油由来。独特なにおいがある成分。
傷んだ古い角層をしっかりと取り除く。
効果 → 皮脂吸収作用、殺菌、角層軟化・剥離・溶解
ベンザル͡コニウムクロリド(塩化ベンザルコニウム)
強い殺菌力があり、洗い流すものに配合されている。
効果 → 殺菌
イソプロピルメチルフェノール
アクネ菌や背中のニキビの原因となるマラセチア菌の殺菌作用がある。
効果 → 殺菌
アラントイン
ニキビの炎症・赤みを抑える作用がある。
効果 → 抗炎症、細胞の活性化
グリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸ジカリウム)
マメ科植物甘草由来。
強力な消炎効果があり、ニキビの炎症・赤みを抑える作用がある。
効果 → 抗炎症
< その他の成分・化粧品 >
ビタミンC誘導体
刺激が少なく皮脂抑制効果が期待できる。
レチノールよりも刺激の少ないビタミンCは、たるみ毛穴はもちろんですが、肌が敏感になりがちな開き毛穴タイプでも比較的使いやすい成分。
ビタミンCには、コラーゲンを増やす作用と、若干ではありますが皮脂の抑制作用があります。
一口にビタミンCといっても、いろいろなタイプの成分があるので、肌への浸透力を高めた誘導体型のものがよいでしょう。
なかでも、とくにおすすめなのがリン酸型やAPPSと呼ばれる新しいタイプ。
よく耳にする「純粋なビタミンC」は、化学的にいうとアスコルビン酸ですが、これを浸透しやすい形に改良したものがビタミンC誘導体で、成分表示上では、リン酸型は「リン酸アスコルビル」、APPSは「パルミチン酸アスコルビルリン3Na」と表示されます。
イオン導入機という美顔器を使って週に一度程度ビタミンCのイオン導入をすると、手でつけるよりもお肌への浸透力を高めることができ、毛穴ケアに有効です。
ニキビ対策の化粧品としては、適度なピーリングで角質肥厚を予防する、抗炎症成分が入った美容液や化粧水をお選び下さい。
酵素洗顔やピーリング化粧品は毛穴の詰まりが原因となったニキビを改善する効果が期待できますが、肌の保湿力が低下しやすいので洗顔後の保湿ケアをしっかりしましょう。
ニキビ予防化粧品を使う
皮脂を抑える効果のある成分、ニキビの炎症を抑える効果のある成分やアクネ菌の殺菌や角質柔軟作用のある成分などを配合したニキビ予防化粧品を使用。
< ニキビ用化粧品の注意点 >
ニキビ用の医薬部外品や化粧品には殺菌効果や角質柔軟作用がありますが、同時に脱脂作用もあるので、皮脂の多い10代の肌ならばまだしも、大人のニキビ肌に使うとガサガサあれてしまうことも。
また、さまざまなニキビ用化粧品が市販されていますがピーリングも含め、なかには肌を乾燥させる作用の強いものもあるので要注意です。
ニキビ用化粧品により乾燥がしやすい方は、「大人ニキビ用」「敏感肌用」などの表示のあるものを使用しましょう。
< ノンコメドジェニック化粧品 >
ノンコメドジェニック化粧品もニキビの予防になります。
油分の少ないものやノンコメドジェニック化粧品を使う(コメドとは白ニキビのこと)
油分だけがニキビのできる原因ではありませんが、アクネ菌は油分をエサにして繁殖します。油分の少ない化粧品やアクネ菌のエサになりにくい「ノンコメドジェニック」と表示された化粧品を使うほうがニキビができにくくなります。
・・・ノンコメドジェニックとは・・・
ノンコメドジェニックテストを済ませている化粧品・コスメの総称。
化粧品を肌につけ、コメドと呼ばれるニキビの初期症状(白ニキビ)が一定の基準で現れるかをテストする。
テストでコメドが一定の基準で現れなかった化粧品を、ノンコメドジェニック化粧品をいう。
■ファンデは油分の少ないものを
油分がニキビを悪化させる原因となります。
メイクアップコスメの進化で、「メイクをしたからニキビができる」ということは、かなり少なくなりました。ただ、コスメの選び方には注意が必要です。
たとえば油分の含まれているクリームタイプのファンデーションを使うと、ニキビが悪化することがあります。とくにオイリー肌の人は、パウダーファンデーションか、ルースパウダーにとどめたほうが無難です。
ただ、どうしてもニキビ部分をカバーしたいというのであれば、その部分のみコンシーラーを使うのなら問題ありません。
化粧下地も油分を含んでいてニキビには適さないものが多いので、保湿美容液などを塗った上から直接、パウダー類を重ねて塗るのがおすすめです。
パウダーだけでは粉浮きしてつきにくい場合は、保湿成分が配合されているものなど少ししっとり系のパウダーファンデーションを選びましょう。
★ ★ ★ ★ ★
いかがでしたか?
ニキビは、できてからでは綺麗に治すのがたいへん。。
なので予防することが大切です。
さまざまな要因があるために対策を絞ることは難しいですが、不規則な生活や偏食、睡眠不足、運動不足など当てはまることはどんどん改善しましょう。
またバリア機能の働いた正常なお肌を維持できるよう、日頃からケアを欠かさないようにしましょうね!
miii
■トマトの美容効果■
私の祖母は今年84歳になりましたが、年齢の割にびっくりするほどお肌が綺麗です。
年齢相応の深いシワこそあるものの、ピンとハリがありつややか。
冬以外は一日の大半を外で過ごしており、日焼け止めを使用していないのにも関わらず、目立つしみは一つもありません。
どうしてだろう・・・と考えてみた結果、一つ思い当たることが。
それはトマトを毎日食べているからではないかということ。
祖母は毎年自分の畑で様々な野菜を育てているのですが、その中でもトマトは多く育てており、「好きだから」と毎日(本当に毎日!笑)食べているのです。
そのトマトがお肌にどのように影響するのでしょうか。
ということで今回は夏らしい爽やかな酸味がある食材、トマトの美容効果について調べてみました。
✔ トマトといえばリコピン!
✔ リコピンとは
✔ 抗酸化作用って?
✔ リコピンの一日の目安摂取量
✔ 効果的にリコピンを摂取する方法
✔ トマトの選び方
✔ 保存方法
✔ おすすめのトマトジュース
■トマトといえばリコピン!
「リコピンが体にいい」と聞いたことがある人は多いのでは。
リコピンを多く含む野菜の代表格が真っ赤なトマトです。
他にもピンクグレープフルーツ・スイカ・あんず・柿・にんじん・マンゴー・パパイヤなどにも含まれています。
含まれるリコピン量はトマトに負けてしまいますが、トマトが苦手な方も別の食材から摂取することができますね。
■リコピンとは
リコピンを含む野菜の代表といえばやっぱりトマト。
天然色素リコピンは、植物などに含まれている赤色や黄色、オレンジ色の色素成分である「カルテノイド」のひとつ。β‐カロテンなどの仲間です。
またカルテノイド色素には抗酸化作用が認められていましたが、カルテノイドの中でもリコピンには非常に強い抗酸化力作用があり、同じく抗酸化作用で知られるβ‐カロテンの2倍以上、ビタミンEの100倍以上に匹敵します。
このようにリコピンは抗酸化作用が高く、近年注目されている栄養素のひとつなのです。
ちなみに妊娠中や授乳中の女性がリコピンを摂取すると、母乳を介して赤ちゃんにもいい影響があることがわかっています。
■抗酸化作用って?
抗酸化作用とは体内の活性酸素を消去する働きのこと。
活性酸素というのは普通の酸素と比べ、細胞を酸化させてしまう力が非常に強い酸素のことをいいます。
酸化というのは、物質が酸素と結び付く現象の一種で「錆び」のイメージ。
日頃から私たちの体内でも酸化が起こっています。活性酵素はもともと人間の体内に侵入する細菌などを退治したり、化学物質を無毒化する役割を持っているのですが、体内で活性酸素が過剰になると、身体の正常な組織まで傷つけてしまうのです。
この酸化が進むと皮膚や筋肉の細胞の衰えにつながり、肌のたるみや中年太りなどの老化を進めます。
わかりやすく言うと、酸化とは「老化」のことであり、抗酸化作用とは「アンチエイジング作用」のことです。
リコピンはこの活性酸素を消去する作用が強く、がんや老化などの予防に効果があると言われています。
もともと体に備わっている活性酵素の除去機能が正常に働いていれば問題ないですが、ストレスや喫煙などの生活習慣も活性酵素が生じる原因に。
そのため、抗酸化作用のある食品を利用した酸化対策が注目されているのです。
紫外線を浴びるとしみやそばかすができやすくなりますが、これも活性酵素が関わっています。
前途した通りリコピンには活性酵素を消去する働きがあるため、メラニン色素の生成を抑え、コラーゲンを生成しシミやシワを防ぐ効果があります。
気になる毛穴にもトマトは効果的。毛穴詰まりはないのに毛穴周辺が黒ずんでいるメラニン毛穴は、紫外線や肌のターンオーバーの乱れによりメラニン色素が沈着したもの。
ここはシミ対策と同じく、トマトを摂取。
さらにパプリカ・ケール・パセリなどのビタミンA・C・Eのベース食材をプラスして美肌ケアをしましょう。
■リコピンの一日の目安摂取量
特に定められてはいませんが、一日15㎎程度を目安にしましょう。
Lサイズの生トマトだと約2個分、トマトジュースだと1缶(約150ml)分になります。
■効果的にリコピンを摂取する方法
リコピンは熱に強いので、炒めたり煮込んだりしても成分はそれほど減少する心配もありません。それどころかリコピンはもともと油溶性(油に溶けやすい性質)があり、油を使う調理法によって、体内への吸収率がぐんとアップします。
オリーブオイルなどと一緒にトマトソースにしたり、シチュー、スープ、パスタなどとして調理するのがいいでしょう。
また、加熱したりピューレにすることによってトマトの細胞が壊され、よりリコピンが吸収されやすくなります。
トマトジュースやトマトピューレ、ケチャップなどの加工品を利用するのも効率よくリコピンを摂取するよい方法です。
また乾燥させると、水分が蒸発することでリコピンが濃縮され、同じ重さなら生のトマトより10~15倍に増えます。
ドライトマトを炒め物や煮物に使ったり、そのまま食べたりサラダのトッピングにしてもいいでしょう。
★いつ摂取するのがいい?
リコピンは、朝に摂るのが一番吸収されやすくおすすめです。
さらに牛乳と組み合わせると、牛乳の脂肪分によってリコピンの吸収が高まります。牛乳をかけたシリアル&トマトジュースという組み合わせなら、忙しい朝にもぴったりですね。
また、トマトを食べたあとは小腸から吸収されて全身を循環し、6~8時間後に肌の細胞まで届くそう。なので夜にトマトを食べておくと、紫外線にさらされる朝までにお肌に届いてくれるため、日中の紫外線対策になります。夜トマトもおすすめです。
朝晩の2回摂取するのが理想ですが、それぞれのお肌の悩みや翌日の予定などに合わせて摂取のタイミングを調整してみるのもいいですね。
■トマトの選び方
・角張っているものや凸凹があるものは、中に空洞ができていたり、ゼリー状の部分が多いという傾向があります。
出来るだけ丸みをおび、ツルっとしているものを。
・肩の部分やそのまわりの張りが良く、固くしまったものが新鮮。しおれていたり、黄色っぽくなっているものは、鮮度が落ちている証拠です。
・実の部分の色ツヤが良く、ハリが良いのは新鮮な証拠。
・皮全体の色が均一でムラがなく、よく色づいて赤みを帯びたものの方が完熟に近い状態で収穫されており、甘みが強い傾向にあります。
・同じ大きさぐらいのものなら、手に取ってずっしりと重いものの方が実が詰まっていて甘く、軽いものは食感が硬いことが多い。
・トマトのお尻の部分から星形の白い線が放射状に伸びているもの。(スターマーク)
お尻の先から上のヘタに向かって何本も放射状に筋が見えるものは、与える水分を減らして糖度が上がっているトマトなので、筋がたくさん入っていれば買いです。
また、その白い線が均等で濃く、大きいほど甘みがある良いトマトの印です。
逆にスターマークなしのものは酸味が強めのトマトの可能性が高くなるので、トマトの使い道や好みによって選び分けてみるのもいいでしょう。
・もぎたての新鮮なトマトのヘタは緑色でピンとしています。ヘタの緑色が濃く、ピンとしているものが新鮮です。乾燥してヘタが縮れていたり枯れているものは、収穫をしてから時間が経ち鮮度が落ちていると言えます。
・傷があるものは傷みやすいので避けましょう。
・皮に小さな白い斑点がでているものは甘みが薄れていたり、水っぽいものが多いです。
スーパーで全ての条件を満たすトマトを探すのは難しいかもしれませんが、一つでも多く当てはまるものを探してみましょう。
また、スーパーでも午前中にお買い物に行ってみたり、近くに産直があればそちらのほうが見つかりやすいかもしれません。
■保存方法
皮に緑色の部分が残っているトマトはまだ完熟前のものといえます。
熟し方が足りない場合は常温で保存し、追熟させましょう。常温で保存すると青いトマトは赤く熟します。
赤く完熟させてからビニール袋に入れて口を止め、冷蔵庫の野菜室で保存します。
季節にもよりますが、青いトマトは追熟するまでに約3日~5日ほどかかります。
完熟した後は、一般的な赤いトマトと保存期間は同じです。
また、追熟に適した温度は10~15度前後と言われているため、夏場の常温保存は避けましょう。
完熟してヘタの付け根まで真っ赤なトマトは、ポリ袋に入れて口を止めるか、ぴったりとラップをして、冷蔵庫の野菜室に。
しっかりと口の部分を閉じのがポイントです。
必ずおしりが潰れないようにヘタを下向きにして入れておきましょう。
冷蔵庫で保存したトマトの保存期間は、10日程度が目安です。
赤いトマトはすでに完熟しているので、常温保存はNG。
ただし冬場なら常温保存をすることが可能です。その場合には10度以下になる場所で常温保存をしましょう。
冬場に常温保存をした赤いトマトは、1週間程度であれば新鮮な状態で食べることが可能です。
冬場でも室温が10度を超えてしまう場合は、冷蔵庫の野菜室で保存してください。
トマトは冷凍できるため、長期保存する場合は冷凍がおすすめです。
トマトを丸ごと冷凍する場合には、きれいに洗ってヘタを取り除き、水分はしっかりと拭き取ります。
包丁でヘタの部分をカットした場合には、切り口をしっかりとラップで覆い空気から守りましょう。
その後フリーザーバックにいれて冷凍庫へ入れます。フリーザーバックには、できるだけ空気が入らないようにしましょう。
冷凍トマトは生食よりもソースやスープに使用するのがおすすめ。加熱してから食べるお料理に変身させましょう。解凍後水にさらすと、簡単に皮がむけるメリットもあります。
冷凍したトマトの賞味期限は2か月ほどが目安です。保存状態がよければ半年程度もつことも。
スライスしたりカットしたトマトの場合は、空気に触れると乾燥してしまうので、しっかりとラップに包みましょう。
タッパーに入れて保存する方法でも構いません。空気から守った状態にして、冷蔵庫で保存しましょう。
二等分など大きめにカットしたトマトの保存期間は1週間が目安です。
スライストマトや、小さいカットトマトは空気に触れないように保存すれば3日~5日程度もちます。
■おすすめのトマトジュース
トマトジュースは作る過程で加熱処理されており、細胞も壊されているためリコピンを摂取するのに有効です。
私が実際に飲んで美味しかったトマトジュースを紹介します!
個人的に食塩無添加が、トマトそのものの甘さが楽しめて好きです。
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★伊藤園 理想のトマト
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いかがでしたか?
祖母のお肌の秘密に気づいてから、私もできるだけ毎日トマトジュースを飲むようにしています。
数か月でお肌のつやがよくなった気がしており、アラサーの現在目立つシミはありません。
(ちなみに中学、高校と部活はテニスをしており、日焼け止めを使用していなかったのでいつシミが出てくるかひやひやしながらとりあえずはここまできました・・・)
継続して摂取し、つるっとした白いお肌を目指しましょう!
miii
■正しい保湿のポイント【セラミド】■
オフィスやお店、どこへ行ってもエアコンが効いている現代。
季節問わず乾燥が気になる方も多いのではないでしょうか。
正しい保湿ができていないと、いくら手間をかけても乾燥が改善されないこともあります。
今回はスキンケアの基本、保湿についてのお話です。
✔ 乾燥するとバリア機能が低下
✔ 保湿の正しい意味
✔ 保湿力No.1はセラミド
✔ セラミド化粧品の選び方
✔ 保湿に関するNG常識
✔ セラミド1‣2・3配合の化粧品
■乾燥するとバリア機能が低下
お肌にはバリア機能が働いています。
これにより外部のいろいろな刺激から身体を守ったり、内部の水分などがお肌の外に出ていかないようにしています。
お肌の内側から湧いた水分を角層に蓄えておくことで、健康な角層には約20~30%の水分が含まれています。そしてお肌が自ら作り出すセラミドなどの保湿物質によって、お肌に水分は維持されています。
このように、セラミドは保湿物質として大きな役割を担っているのです。
ところがセラミドを作りだす力が弱まると、角層の水分は空気中に蒸発してしまい、肌内部のうるおいが失われてしまいます。
お肌のうるおいが不足するとバリア機能が低下して外部からの刺激を受けやすくなり、肌荒れや老化の原因になります。
正常なバリア機能を保つには、肌内部でセラミドなどの保湿物質がきちんと働いていることが不可欠。
また角層の水分量が減り乾燥状態が続くと、お肌は硬くゴワゴワしてきます。これは角層が厚くなっているためです。
前途したように乾燥とは角層のバリア機能が損なわれている状態なので、お肌は「角層をもっと作らなくては!」と細胞の生産を速めます。するとその生産ピッチに追いつけない、未熟な細胞が表面に出てきてしまいます。未熟な細胞ではきちんとしたバリアの役目を果たすことができないので、角層はさらに厚くなろうとします。こうなるともう悪循環で、デコボコとした変に厚みのある角層ができ上がってしまうのです。
この悪循環にはまらないために、正しく保湿をすることが必要です。
保湿こそが、スキンケアの要といえるでしょう。
■保湿の正しい意味
うるおったお肌は、正しい保湿ができている証ともいえます。
ではお肌がうるおうとは、どのような状態をさすのでしょうか。
それはお肌がみずから保湿物質をつくり、角層内に水分を蓄えておける状態のこと。
健康なお肌の角層には約20~30%の水分が含まれていますが、これが20%以下になることを「乾燥肌」と言います。冬場など空気中の湿度が50%以下になると、角層の水分が急激に蒸発しやすくなります。お肌がつっぱるなどの自覚症状が表れてきたときには、水分量はわずか10%以下になっていることも。
保湿物質がきちんと働いていれば、湿度が0%になっても水分は蒸発しません。保湿物質をつくる力が弱まると肌内部の水分は蒸発していき、お肌が乾燥します。
しっかりとお肌をうるおすためには、化粧水などで体の外からただ水分を取り入れるのではなく、お肌そのものを乾燥しにくい状態に導くことが大切です。
体の内側から湧き出る水分をお肌の中で保つことができるようサポートすることが保湿の本当の役割なのです。
■保湿力No.1はセラミド
もともと人のお肌にはうるおいを守る保湿物質があります。
角層の水分を守っている保湿物質には、「セラミドなどの角質細胞間脂質」「天然保湿因子」「皮脂」の3つがあります。それぞれが助け合いながら、お肌の水分をキープしています。
角層の水分のうち80%は角質細胞間脂質が守っています。これは角質細胞のあいだにあり、水分の蒸発を防いでいる脂質の一種です。いろいろな脂質がまざり合って構成されていますが、その40%を占めるのがセラミドで、最強の保湿物質といわれます。
続いて16~17%は天然保湿因子が守っています。じつは皮脂の果たす役割は2~3%と非常に小さく、水分を守る力はあまりありません。
角層のなかでパワフルな水分保持力を発揮するセラミド。
しかし残念ながら年を重ねるごとに減っていきます。お肌の新陳代謝の過程でつくられるものなので、代謝が活発な赤ちゃん時代がもっとも多く、それ以降は低下し続けるのです。
セラミドはコレステロールのようなものからつくられていますが、コレステロールを食事からとったり、サプリメントなどで摂取してもセラミドは増やせません。加齢で減っていくセラミドを体の中からつくり出すことはとても困難。
そこで簡単にセラミドを補えるよう開発されたのが、セラミド配合の化粧品です。これを使えば、確実に肌の水分を増やすことができます。乾燥知らずのすこやかな美肌には、セラミド配合化粧品が必須だと覚えておいてください。
■セラミド化粧品の選び方
セラミドは水には溶けないので、化粧水ではなく美容液や乳液に配合されています。
実はセラミドにも種類がいくつもあり、選ぶときには注意が必要です。
最近では植物由来のものなど、いろいろなセラミドが出回っています。「植物由来」というと、肌に優しそうなイメージがありますが、効果を発揮するために何よりも大事なのは人間の肌に近い組成であるかどうかなのです。
人間の皮膚には、約6種類のセラミドがあることが現在わかっています。このうちとくに保水力にすぐれているのは、セラミド1、セラミド2、セラミド3。このいずれかが入っているものを確実に選ぶことが最優先です。
またセラミドは、化粧品原料として比較的高価。類似品もたくさん出回っています。
購入するときには必ず、裏面などに記載されている全成分表示を確認しましょう。たとえセラミドが入っていても、極端に安い商品だと微量しか含まれていないこともよくあります。
価格は化粧品の量や種類にもよりますが、3000円以上の商品を目安に選ぶとよいでしょう。
■保湿に関するNG知識
今まで常識を思っていたことが実は間違いかも。。?
△ 肌がかさつくときは化粧水をたっぷりつける
前途した通りで、ただ外側から水分を入れればOKというわけではないです。
化粧水の構成成分は大部分が水。しかしその水は肌の奥まで入っていかず、乾燥の改善にはなりません。これは角層のバリア機能が働いているため。
浸透するにしても、角層の2~3層程度の深さまでしか行かず、これはすぐに水分が蒸発してしまいうるおいはキープできないのです。
△ 化粧水はシートマスクで肌にじっくり浸透させるべし
シートマスクだけでは保湿としての役割を果たしたとは到底いえません。
決してよくないということではないですし、むしろ私は毎日の習慣にしています。
水溶性の他の美肌成分をお肌に入れるにはいいですが、乾燥を改善するには不十分なので、セラミド配合の乳液や美容液などをマスクの後につけるようにしましょう。
✖ 化粧水が蒸発しないように油分でフタをすればOK
これには落とし穴が。
いくら油分を塗っても、その化粧品の中にセラミドや水分保持力のある成分が少なければ、すき間をぬって水分が蒸発してしまうため、お肌は乾いてしまいます。
セラミドや水分をキープできる保湿成分の入った乳液なら話は別です。それは乳液でフタするという働きではなく、セラミドに水分をキープするという働きがあるから。水分をつかんで離さないということがもっとも重要。
「油分でフタをする」というより、セラミド配合の乳液や美容液をつけるほうが有効なのです。
✖ オイリー肌・ニキビ肌なので保湿は省略してもよい
オイリー肌や大人ニキビ肌の人は、「ベタつくのがイヤ」とか「油分は必要ない」と思って、化粧水だけで済ませてしまうことが本当に多いもの。
しかし皮脂がお肌の水分を維持する力は強くないため、「すぐに皮脂が出るから乾燥はしないだろう」という認識は間違いです。
保湿をおざなりにすればやはり水分は不足してしまいます。水分不足の肌は皮脂の分泌が促されるために逆にテカりが目立つうえ、角層のバリア機能が低下して、大人ニキビもよりできやすくなるのです。
✖ 肌のうるおいを逃さないように洗顔料はしっとりタイプを選ぶ
市販の洗顔料には、さっぱりタイプやしっとりタイプがあります。しっとりタイプには油分が含まれており、すすぎ流したあとに、お肌の上に油分が残るのでしっとりと感じる仕組みになっています。
洗顔後につっぱり感を感じにくくなるため、いいもののようにも思えます。しかし洗顔後お肌に油分が残ると毛穴が詰まる原因となったり、そのあとにつける化粧品などの浸透を妨げることにもつながります。
洗顔は、やはり汚れを落とす目的のみで使用するべきです。
✖ 日中はメイクの上からスプレータイプの化粧水を使う
たしかに化粧水をつけると肌表面が濡れますが、これは一時的なもの。例えば唇が乾燥しているときに舌でなめて、一瞬はうるおった感じになっても、そのあとまたすぐに乾きませんか?
じつは肌の上でも同じことが起こります。スプレータイプの化粧水をつけると、蒸発するときに肌の水分も奪ってしまいます。化粧水の大部分は水分で構成されているので、つけた直後は濡れるけれどすぐに蒸発し、蒸発すると乾く・・・・という負のスパイラルに。
■セラミド1・2・3配合の化粧品
乳液部門
★ヒフミド エッセンスミルク
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★NOVⅢ ミルキィローション
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★ナチュラルサイエンス オリゴミルク
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★トゥヴェール ナノエマルジョン
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★トゥヴェール セラミドミルク
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美容液部門
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★アヤナス エッセンスコンセントレート
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★エトヴォス モイスチャライジングセラム
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★NOVⅢ バリアコンセントレイト
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★松山油脂 肌をうるおす保湿美容液
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→最後のこちらは3000円以下で購入可能な商品になりますが、セラミド1、セラミド2、セラミド3といったヒト型セラミドが配合されていること、保湿力がしっかりと確認できたためご紹介させていただきました!
安くていいものを見つけると嬉しくなりますね。
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いかがでしたか?
まとめると、正しい保湿のポイントは
「セラミドなどの保湿物質を補給し、お肌の内側から湧き出る水分をお肌の中に維持すること」です。
現在使用されている乳液や美容液を、セラミド配合のものに是非変えてみてください。
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